Implant

インプラント

インプラントとは

インプラントとは
失われた歯を補うため、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上にご自身の歯に合わせた人工の歯を装着する治療方法です。
入れ歯の場合、食事や会話の際に入れ歯が動く心配や痛みや違和感を伴うこともありました。
しかし、インプラントはその様な心配もなく、歯を失う前と同じように食事や会話を楽しむことができます。
顎の骨の状態によっては、治療を進めることができないケースもございます。
まずは一度ご相談ください。

当院で使用しているインプラント

ストローマンインプラント

各専門分野のエキスパートによって構成された国際的学術研究団体のITI(International Team for Implantology)と、スイスのストローマン(Straumann)研究所が共同で開発したインプラントで、品質管理の世界共通ルールであるISO9001の厳しい規格に適合し、専門のトレーニングを受けた歯科医師のみが取り扱いできる信頼性の高いインプラントです。
ストローマンインプラントは、短いインプラント体の植立が可能なため、顎の小さい日本人に適しており、手術時に神経や血管を傷つける危険性が少なく安全です。埋め込まれてから平均6~10週間で顎の骨にしっかりと結合するので、他のインプラントに比べて治療期間が短くて済みます。

部分入れ歯・ブリッジとの比較

部分入れ歯

部分入れ歯
保険適応のため治療費が安いことが特徴です。
短所として、就寝時や磨く時に取り外す必要があり面倒と感じることや、支持として用いる隣の歯にクラスプという金属のバネをかけるので、負担がかかる事と審美的に劣る事があげられます。

インプラント

インプラント
人工の歯根を顎の骨に埋め込んでいるので、食べ物を咀嚼時に安定して噛めることや審美的に優れているので、見た目が天然の歯と同じく違和感がない事が特徴です。
短所として、定期的なメンテナンスが必要な事、自費診療となるので治療費用が高くなる事があげられます。

ブリッジ

ブリッジ
取り外しがないため、違和感が少ない事が特徴です。
短所は支持として用いる両隣の歯を削る必要がある事、力学的に負担がかかる事、食べ物が詰まったりブラッシングがしにくい事があげられます。

インプラントのメリット・デメリット

インプラントのメリット

  • 安定した噛み合わせを比較的長く保つことができる
  • 審美性が高いので、自分の歯に近い見た目に仕上げることができる
  • 噛み合わせの力が強いので、硬いものを食べたり、力強く歯をくいしばることができる
  • 自然の歯に近い機能が期待できるので、装着後の違和感や外れてしまう心配がない
  • 歯を失った箇所は顎の骨が自然に減ることがあるが、インプラントは直接顎の骨に埋め込むので咀嚼の刺激が顎の骨に伝わり、衰退を防止することができる
  • 定期的にメンテナンスを行うことで、長持ちさせることができる

インプラントのデメリット

  • 個人差によるが、ブリッジに比べると治療時間が長くなる
  • 手術になるので、状態により適応とならないケースもある
  • 家庭での適切なブラッシングや医院での定期メンテナンスが必要になる(少なくても、半年に一回のメンテナンスが必要)
  • 比較的費用がかかる

インプラント治療の流れ

STEP1 診察と治療計画

STEP1 診察と治療計画
インプラント治療に必要な診断を行い、インプラント治療が可能かどうかを診断します。
その後、治療計画を立てます。

歯槽骨が足りない場合

骨の量や厚みが足りない場合、骨誘導再生療法(GBR )や、歯周組織再生誘導法(GTR)で歯槽骨を再生する治療を行います。

STEP2 フィクスチャー埋入の手術

STEP2 フィクスチャー埋入の手術
人工歯根のフィクスチャーを顎の骨に埋入する手術を行います。
局所麻酔を用いて行いますので、安心して手術を受けることができます。
埋入後は歯肉を戻して縫合し、インプラントと骨が結合するのを待ちます。(約2~6ヶ月間)

STEP3 アバットメントの連結

STEP3 アバットメントの連結
人工の歯の支台となるインプラントの部分(アバットメント)をフィクスチャーに連結します。
この時、簡単な手術を行う場合があります。

STEP4 人工歯の装着

STEP4 人工歯の装着
インプラントを含めたお口の中全体の印象採取(歯の型をとること)を行います。
その型に従い人工の歯を作製します。その後、アバットメントの上に人工歯を装着して完成です。

STEP5 メンテナンス

STEP5 メンテナンス
インプラント治療終了後、インプラントを長持ちさせるためには、適切なホームケアと定期的な検診が不可欠です。
また、半年後に一度インプラントの状態を見るために定期検診を受けることをおすすめしています。

骨が足りない人のための治療

インプラント治療を行う際には、インプラントを埋め込むために土台(骨)が必要となります。
歯周病などの原因で歯槽骨という歯を支える骨の吸収によって、骨の量や厚みが足りない問題が発生し、他の歯科医院でインプラント治療ができないと、断られる患者さんもおられます。当院ではそんな方でもインプラント治療が受けられるよう対応をしております。

骨誘導再生法(GBR法)

歯を抜いてから長期間放置していたり、抜歯時の炎症が大きく骨へのダメージが大きい場合、骨が痩せて細くなってしまい、インプラントが骨の中に収まらずはみ出してしまう事があります。インプラントが骨からはみ出した状態のまま、歯の部分の被せ物を作ってしまうと、はみ出したチタン表面が歯ぐきで覆われず露出してしまいます。それを防ぐために、骨が失われた部位に人工骨や自家骨(自分の骨)を移植し、骨の再生を図る治療のことです。

組織再生誘導法(GTR法)

歯周病によって溶かされた歯を支える骨(歯槽骨)や歯根膜などの歯周組織を再生させる歯周組織再生療法の一種です。
施術は歯肉を切開して歯槽骨から剥離し、露出した歯根のプラークや歯石の除去、歯槽骨の清掃、およびダメージを受けた歯肉などの組織を除去します。その後、特殊な保護膜(メンブレン)を使用して歯根膜・歯槽骨が再生できるよう保護し、歯肉を元の状態に戻します。

インプラント料金(税込)

インプラント診断
CT撮影
33,000円~
CTデータ作成・診断
33,000円~

インプラント資料
サージカルガイド
55,000円~
サージカルドリル
6,600円(1本)
顎模型
33,000円(片顎)

インプラント手術
インプラント
275,000円~(1本)
※上顎は + 50,000円
アタッチメント各種
33,000円~
※難症例は別途
インプラント2次手術
110,000円~

GBR・GTR
GBR・GTR
165,000円~