Surgical treatment

外科的治療

骨誘導再生法(GBR法)

骨補填材を補充
◆ STEP 1
骨補填材を補充

骨量不足でインプラントの露出が予測される場合に骨誘導再生療法GBR法を行います。
インプラント埋入と同時にGBR法を行う場合と、GBR法によって骨量が回復してからインプラント埋入を行う場合があります。今回は後者の流れを説明します。
まずは、粉砕した骨補填材を補充します。

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メンブレン(人工膜)で露出部分を覆う
◆ STEP 2
メンブレン(人工膜)で露出部分を覆う


骨補填材を補充後、生体材料でできた人工メンブレン(人工膜)で覆い骨の再生を待ちます。(メンブレンは、小さなネジで固定することもあります。)

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骨生成後フィクスチャ―の埋入
◆ STEP 3
骨生成後インプラント治療に移行


約8~10ヶ月後にメンブレン(人工膜)を除去し、骨量が回復したところでインプラント治療に移行します。

組織再生誘導法(GTR法)

状態の確認
◆ STEP 1
状態の確認


歯石などの汚れが溜まり歯肉が炎症を起こして歯根膜もダメージを受けています。

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患部の除去
◆ STEP 2
患部の除去


歯肉をめくって、患部の隅々まで清潔にします。病原菌に侵された部分も取り除きます。

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インプラント治療前の口腔内診断
◆ STEP 3
メンブレン(人工膜)で覆い歯槽骨や歯根膜の再生を待つ


歯槽骨や歯根膜が破壊された範囲をGTR(歯周組織再生療法)専門のメンブレン(人工膜)で覆い、その上から歯肉を被せるように戻します。
確保したスペースに破壊された歯槽骨や歯根膜は徐々に再生されるのを待ちます。

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インプラント治療前の口腔内診断
◆ STEP 4
歯根膜と歯槽骨の再生


歯根膜と歯槽骨が再生されました。
※人工膜は3ヶ月位で吸収するものと、非吸収性のものがあり、非吸収性の膜を用いた場合は膜を除去する手術が必要となります。

歯周組織再生療法(エムドゲイン)

状態の確認
◆ STEP 1
歯肉の切開・歯石の清掃


手術は麻酔をかけて行います。治療する部分の歯肉を切開し、歯根表面に付着している歯石の除去・清掃を行います。

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患部の除去
◆ STEP 2
エムドゲインゲルの塗布


清掃された歯根表面にエムドゲインゲルを塗布します。

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インプラント治療前の口腔内診断
◆ STEP 3
縫合


剥離した歯肉を元にもどし、切開した歯肉部分を縫合します。手術をしてから、歯槽骨が再生するまで、約6ヶ月程かかります。